それに合わせて記事を修正しました。
クロスシート状態は快適?
前回の記事でロングシート状態のレビューをご紹介しました。
ではクロスシート状態ではどうでしょうか。
とはいっても京王ライナー(有料の座席指定列車)の運行開始は2018年春です。
まだクロスシート状態で営業運転はしていないので、
ロングシート状態で乗った経験から想像してみます。
座席は快適だが定員が少ない
座席は問題なく快適に座れそうです。
クロスシート状態であれば足を前の方に出しても迷惑がかかりません。
座席の幅も広めですのでゆったりと座れそうです。
画像:京王電鉄 |
問題は座席定員が少ないことです。
クロスシート時には扉付近の空間が完全にデッドスペースになってしまうからです。
新5000系の座席定員は45名です(先頭車は39名)。
一般的な特急車両でトイレなどの設備がなければ60〜70名近くの定員がありますので、
新5000系は7割程度しか座席がないことになります。
折りたたみの補助席を備えれば、30名程度は増やせることになりますが、
通常座席と比べて快適性が劣るので料金が同じだと不公平になってしまいます。
立ち席を認めれば乗車人数は増やせますが、
車内が混雑してしまうので、快適な列車にはならないでしょう。
やはり中途半端?
ロングシートでは混雑してしまい、
クロスシートでは座席定員が少なめということで
やはり中途半端になってしまいます。
専用車両を作ることも検討したでしょうが、
それでも両用車両を作った訳ですので、
中途半端な部分もやむを得ないとの考えでしょう。
とはいえ有料の座席指定列車であれば
必ず座れるという点では画期的です。
京王ライナーに乗れるタイミングがあれば是非乗ってみたいですね。
今日もあなたの快適な旅を応援しています!