それに合わせて記事を修正しました。
ロングシートに乗車しました
先日、京王新5000系に乗車する機会がありました。
京王新5000系は京王ライナー(有料の座席指定列車)用に作られた車両です。
京王ライナーは2018年春に運行開始予定で
まだ一般列車としてしか営業していませんのでロングシート状態です。
実際に乗ってみると、よい点といまいちな点がわかりました。
早速レビューしていきましょう。
第一印象はよいけれど
内装の印象は確かに高級感があリます。
ですが、プラスチックのパーツがほとんどなので、
他社の有料の特急専用車両ほど高級感があるわけではありません。
ただ、これまでの京王の車両と比べればずっとよい印象です。
座席は背もたれが高く、しっかりとした作りです。
座り心地は十分によいです。
一般車両と比べればかなりレベルが高いです。
短距離であれば特急専用車両と比べても遜色ない乗り心地でしょう。
車内に入った瞬間、いつもより人が多いな、という印象でした。
座席前に立つのは窮屈
ロングシート状態の場合、通路幅が少し狭くなっています。
床の色を変えてありますが、それよりも前に足を出している人が多かったです。
画像:京王電鉄 |
理由はいくつかあります。
座席に背もたれがある関係で、通常のロングシートと比べて、
人が座る位置が車両の内側に入ってしまいます。
さらに、座席の作りから足を前に出す方が楽に座れます。
そしていちばんの問題は、座席下にボックスがあるので、足を引っ込められない点です。
その結果、座席前に立つと
前側では座っている人の足を踏まないか気を遣いますし、
後ろ側では、後ろの人とかなり近づいてぶつからないか気を遣います。
通常のロングシートであれば、
ラッシュ時には3列になって立っていますが、
新5000系では相当きつくなるでしょう。
立つ場合はドアとドアの間の座席前は窮屈ですので、
車両端の車椅子スペース付近がおすすめです。
荷物を棚に置きたい場合も、車椅子スペースの向かい側の座席前がよいです。
ここなら立っていても後ろ側に座席がないので広めの空間を確保できます。
座れても少し足元に気を遣う
前述の通り、足を前に出す方が楽に座れるので、
つい足を通路に出して座ってしまいます。
引っ込めようとしても座席下のボックスがあるので引っ込めにくく
足のやり場に困ってしまいます。
ロングシート状態だと混んでいる時間帯や方向ではあまり快適ではありません。
車内が空いていればゆったり座れますが、
混んでいると座っていても足元が狭く感じてしまいます。
座席指定列車と一般列車の2つの用途に使えるようになっているので、
中途半端になってしまっている感は否めません。
とはいえ、クロスシート状態で座れれば快適でしょうし、
ロングシート状態でも空いているときに座れれば快適です。
空いているときに乗れれば快適に移動できます。
今日もあなたの快適な旅を応援しています!